書き始めるまで

実験データがある程度貯まっているとして、具体的に書き始めるまで、私は次のようなことを行っています。

1.論文として一番売りにするポイントを決めます
 前の記事にもある様に、これがハッキリしないと面白い論文になりません。逆に考えれば、ポイントが明確に出来ない時には実験データが足りないわけです。また、「こんな面白い事が主張できる」と思った時が、論文を書くタイミングです。

2.引用文献の再調査、実際に引用する文献のピックアップを行います
 研究を始める段階である程度下調べしているはずですが、論文を書く段階でもう一度見直すべきです。実際に自分で実験した後では、以前は読み取れなかった重要なポイントが見えてくる場合がかなりあります。また、調査すべき論文の範囲も拡がっているはずです。
 引用する可能性のある論文は、引用文献作成用のソフトに逐次登録するのがよいでしょう。引用文件数が多い時、こうしたソフトなしに書き直しをするとそれだけでかなり無駄な時間を使ってしまいます。有償のソフトはそれなりに機能も豊富で使いやすいのですが、私にはあまりピッタリしたのが見つかりませんでした。どうせピッタリと来ないのならフリーのソフトがよいと思い、今はRefというのを使っています。慣れるまで若干苦労しますが、今では手放せなくなっています。

3.使用する図や表を準備しながら、話の筋を大雑把に考えます
 主張すべきポイントが分かりやすい様な図や表を準備する事は、当然必要です。これらを準備しながら話の筋を考えると、整理されたデータから更に有意義な情報が読み取れる場合があります。また、逆に自分の思いこみに気づき、論理を修正する事も出来ます。

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by tosakam | 2005-06-13 23:51 | 論文作成
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