文献調査

研究を始める前、また、論文を書き始める際には文献調査が必要です。論文を書いている途中に、追加で文献を調べる事もよくあります。

大きな大学や研究機関なら、SciFinderやWeb of Science, Scopusの様な有料サービスをオンラインで使う事が出来ると思います。

SciFinderはキーワードに完全に当てはまる文献の他、同じ概念や似た様な言葉を含む文献まで取り込む事が出来ます。その後で色々なフィルターにより必要な文書を絞り込む事が出来ます。また、オンラインで公開されている文献にアクセスできる環境なら、直接その文献を読み込む事が出来ます。この点で、キーワード検索向きです。

Web of Scienceはキーワードから絞り込むには機能に不満を感じますが、引用文献の関連づけはしっかりしています。ある論文が他のどの論文に引用されているかを調べるには、こちらが便利です。ある事柄に対する有名な論文があり(例えば、DNAの二重らせんを始めて報告した論文など)、欲しい論文は少なくともそれを必ず引用しているはずだという場合には、非常に便利です。

Scopusは多機能を目指している様で、キーワードによる文献検索、引用文献の検索、さらに、オンラインの文書(ホームページなど)も含めた検索が出来ます。しかしながら、文献に関してはSciFinderの方が広範囲に網羅している様で、同じ検索をした場合ScopusよりもSciFinderの方が多くの文献を見つけます。

こうした有料の文献検索を利用できない組織の方も、あきらめないでください。近くの大学や国公立の図書館へ行けば、オンライン端末が置いてあり検索システムを利用できる場合が、かなりあります。先ずはお近くの図書館に問い合わせてみてください。

最後に、フリーの文献検索システムをご紹介します。Ingentaというシステムで、検索は無料で出来ますが文献の複写・配送を有料にする事で元を取っています。ページのデザインは時々変わるのでいつまで通用するか分かりませんが、2005年6月20日の時点では右上にある"Advanced Search"から検索するのをお勧めします。その際、ページ下の方にある"Show:"の項目で、”Fax/Ariel content"をチェックした方が多くの文献を表示してくれます。

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by tosakam | 2005-06-20 23:07 | 論文作成
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