カテゴリ:論文作成( 18 )

学生必読

東大で学んだ卒業論文の書き方というページを見つけました。

タイトルにある「論文の書き方」に留まらず、研究の心得や進路に関するアドバイスなど、幅広い内容が簡潔に書かれています。

学生の方は、是非一読するようお勧めします。


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by tosakam | 2007-09-26 18:38 | 論文作成

英語の言い回しを改善

英語の論文を書いていて、どの様な言い回しにしたらいいか迷う事があります。
そんなとき、ヒントになるページを見つけました。
University of Birminghamのホームページにある、English for International Students Unit: Kibbitzer pageです。Kibbitzer(kibitzer)とは「トランプの見物人」とか「横からチャチャを入れる人」という意味ですが、このページでは論文の添削などでネイティブスピーカーの教官が気づいた事などをまとめています。

例えば、"on the other hand", "on the contrary", "by contrast"の使い分けについて解説しています。

それによれば、科学雑誌では"by contrast"がよく使われるようです。

"on the contrary"は否定文と共に使われるそうです。「悪くない。むしろよかった。」の「むしろ」が、日本語のニュアンスとして近そうです。

"on the other hand"は二つの事柄を対比すると言う意味で"by contrast"と同様にも使えますが、対比的でない使い方もできます。

"by contrast"はそれに対し、対比的なニュアンスを強調しています。科学雑誌では既知の事実との対比を重要視するので、"by contrast"がよく使われるのだそうです。

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by tosakam | 2007-02-21 18:16 | 論文作成

MS-Wordで文字に上線を付ける

数式などが関係した論文を書いていると、文中の文字の上側に線やチルダを付けたくなる事が良くあります。しかし、MS-Wordでパッと見つかる文字修飾に下線はあっても、上線は見つかりません。

他のワープロ(一太郎など)は上線を入れる機能がありますが、どこのオンライン投稿でも受け付けてくれるというわけには行きません。

ということで、探してみたらあっさりと見つかりました。

こちらのページで上線を入れる方法を紹介してます。

これを応用すると、上線だけでなくチルダなど、色々な記号を文字の上に付けられますね。

紹介したページのトップページからは、他にも色々と便利な使い方を見つける事が出来ます。


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by tosakam | 2007-02-13 20:04 | 論文作成

Ref

論文の引用文献リスト作成用ソフトで、無料配布されているRefというのがあります。
論文の書き方に関する記事でリンクを張っていたんですが、上にリンクしている方が正式のホームページらしいですね。

予め引用する論文をRefのデータベースに登録しておきます。その論文には固有のID番号が割り付けられます。
論文原稿の中に文献を引用する場合、そのID番号を記入していきます。原稿を書き終えた後で、Refの引用文献リスト作成機能を使うと、任意の書式(カスタマイズ可能)で原稿末尾に文献リストを作成してくれます。また、原稿中に埋め込んだID番号を引用文献番号など、指定の形式に書き換えてくれます。

ScifinderやPubMedなどのデータベースからデータを取り込む機能もあります。また、PDFで入手した論文をRefのデータにリンクし、手軽に呼び出す事なども出来ます。

かなり重宝していますよ。
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by tosakam | 2006-12-08 16:11 | 論文作成

Google Scholar

Google Japanのメインページからでは分からなかったのですが、Google Scholarというサービスが始まっています。

学術資料の検索サービスで、ダウンロードできる文献ならそのページに飛んでくれます。引用回数なども考慮して、表示順序が決まるそうです。

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by tosakam | 2006-09-12 19:34 | 論文作成

イントロダクションをどう書く?

以前、イントロダクションを書くのは難しいとコメントしました。

とは言え、ある程度の指針はあります。

①論文の結論として主張するポイントをハッキリさせる
 単にデータを報告するだけの論文では、当然この「ポイント」がありませんから、イントロダクションも書きにくいですよね。その場合は、以下の部分を参考に、データの中に意義を見出せるよう勉強しましょう。

②関連する過去の研究を参照して、論文の主張がどういう意義を持つのかを書き並べる

③前項で書き並べた前の部分に、「話のとっかかり」としてもう少し広い分野の話として、論文で取り扱っている分野の意義を書き並べる。

④現在の論文の内容に繋がるよう、方法論の解説などを織り込む。

ということでザックリと骨組みを作り、後は読み返しながら肉付けしていくと、それなりのイントロダクションになると思います。

この指針を読めばおわかりかと思いますが、始めから研究の方向性がハッキリしていればイントロダクションを書くのにさほど苦労はないでしょう。

逆に、行き当たりばったりで出てきたデータの寄せ集めだと苦労します。


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by tosakam | 2006-09-03 09:40 | 論文作成

オンライン英英辞典検索

無料のオンライン英英辞典を一括検索するホームページで、OneLook Dictionary Searchというのがあります。

様々なオンライン辞典の検索結果をまとめて表示してくれるので、しっくり来る言葉の言い換えを見つけやすくなります。ワイルドカード検索が出来るのもありがたい点です。

何より良いのは、比較的新しい造語でもどこかの辞書に載っていれば拾い上げてくれる事です。例えば"nanoscale"という言葉は最近のナノテクブームで使われ始めたので、登録されている辞書はあまり見あたりません。しかし、こちらのページでは一発で見つかりました。こうやって認知された言葉と確認できれば、安心して投稿論文に使えるわけです。

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by tosakam | 2006-02-02 18:44 | 論文作成

英辞朗+PDIC

既にかなり有名ですが「英辞朗」という英語辞書データがあります。
EDPというグループがボランティアで作り始めたもので、市販の辞書などと比べて驚くほど(131万語)の見出し語を持つ、ものすごいデータです。

「英辞朗」自体は単なるデータで、こちらのホームページからダウンロードできます。

英辞朗を使うためには、別途検索ソフトが必要です。今のところ相性が良いのはPDICというソフトで、TaNさんのホームページからダウンロードする事が出来ます。シェアウエアです。

どちらも(辞書としてはかなり安いながら)有料での使用となります。別々にダウンロードして送金するのが面倒な方は、書店で両方はいったCD-ROMを購入する事が出来ます。

どの位英辞朗がすごいかは、CD-ROM版を発行しているアルクのホームページで英辞朗のオンライン無料検索をすれば分かると思います。

なお、無料のオンライン版は訳語しか出てきませんが、本来の英辞朗データには例文や発音記号も入っていますから、有料版を購入する価値は十分にあります。

唯一残念なのは、数えられる名詞と数えられない名詞の区別がデータに入っていない事でしょう。最も、私の持っているデータは二年ほど前の古いバージョンですから、最新版では違っているかもしれません。

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by tosakam | 2005-10-05 22:51 | 論文作成

学会発表を活用する

論文を書く前に、同じような内容を学会で発表しておくと、作業が楽になります。

①ストーリーの事前構成

口頭発表の場合は時間が限られていますから、大切な内容に絞って筋道を構成します。この筋道を論文を書く時にそのまま使えば良いのです。
もちろん言い足りなかった部分は付け加えても良いのですが、論文は短いほどよいので、出来る限り控えましょう。
むしろ観客の反応や質問の内容が、論文とする際に捕捉すべき点として参考になります。

ポスター発表の場合も、長々と自分の言いたい事を話していると、聴衆に飽きられます。やはり端的に話しをすべきです。この場合は同じような内容を何度も繰り返し話すうちに、だんだんと的を絞った話が出来るようになります(もちろん、そう言う意識を持っていればですが)。最終的に落ち着いた話し方をちゃんと覚えておいて、論文を構成する際に活用しましょう。

②図や表の作成
プレゼンテーションに使った図や表は、そのまま、あるいは若干の修正を加えるだけで論文の原稿に使えます。また、その様に作っておくべきです。

最近はパソコンを持ち込んで液晶プロジェクターによるカラー画像や動画のプレゼンテーションが当たり前になってきました。しかし、最終的には白黒の静止した図表として投稿する事を意識しましょう。
コンピュータのカラー出力像は、白黒にしても判別可能となるようにカラースケールを選ぶか、予め論文用に白黒像も作っておきましょう。
グラフも色だけで判別するような出力は避け、色と同時に線種・点種・塗りつぶしパターンも変えておきましょう。

写真の場合、写っている物の大きさを表現するために「倍率」を書いても無意味です。必ずスケールバーを入れるようにしてください。

③情報収集
発表後の雑談などで、引用すべき文献の存在を教えてもらえる事がよくあります。
また、類似したテーマの発表が固まるようにプログラム編成されているはずですから、それら他の発表を聞いておけば研究動向がつかめて、イントロダクションを書く時の参考にもなります。
人の発表で引用されていた文献も要チェックですし、逆に、過去の自分の論文は積極的に書誌情報を表示しておきましょう。うまくいけば引用してもらえるかもしれません。

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by tosakam | 2005-09-15 13:10 | 論文作成

論文作成の参考書

先日、研究の進め方や論文の作成についての教科書を紹介して欲しいとコメントを頂きました。

「教科書」と言う範疇ではありませんが、「これから論文を書く若者のために」という本は私自身も大変参考にさせてもらいました。この本を読めば、私のブログで論文作成について書いている事を読み直す必要はほとんど無いでしょう(汗)。

もう少し軽めの本で、「若い研究者のための上手なプレゼンテーションのコツ」も良いと思います。口頭発表や論文作成、その際の英語表現などについて端的にまとめられています。ただし、初版は10年以上前に書かれているので、パソコンを使ったプレゼンテーションの方法についてはかなり時代遅れになっています。

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by tosakam | 2005-09-07 10:15 | 論文作成