オンライン英英辞典検索

無料のオンライン英英辞典を一括検索するホームページで、OneLook Dictionary Searchというのがあります。

様々なオンライン辞典の検索結果をまとめて表示してくれるので、しっくり来る言葉の言い換えを見つけやすくなります。ワイルドカード検索が出来るのもありがたい点です。

何より良いのは、比較的新しい造語でもどこかの辞書に載っていれば拾い上げてくれる事です。例えば"nanoscale"という言葉は最近のナノテクブームで使われ始めたので、登録されている辞書はあまり見あたりません。しかし、こちらのページでは一発で見つかりました。こうやって認知された言葉と確認できれば、安心して投稿論文に使えるわけです。

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# by tosakam | 2006-02-02 18:44 | 論文作成

MS-Officeの使いこなし

こちらのページではMS-Officeを使う上で知っていると便利なテクニックを色々と紹介してくれています。
一応「プレゼンテーション」という分類にしておきましたが、論文で使う図の作り込みなどにも役立つでしょう。

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# by tosakam | 2006-02-02 18:31 | プレゼンテーション

無償配布のプログラム言語

研究を進める際、データを解析するために少々凝った処理をしなければならない事があります。
そんな時、プログラムを自分で作れればずいぶん仕事がはかどります。

また、プログラムを作ると言う事は筋道だった論理を構築し、それを確かめる事そのものですから、思考法の良い訓練になります。自分自身振り返ってみると、プログラミングに凝ったおかげでずいぶん役に立ったと思います。

コンピュータの働きを理解する際にも、プログラミングの経験が役に立ちます。訳の分からない事態に遭遇した場合、どう対処すればよいか勘が働くようになります。

ということで、私は(特に理系の方には)ぜひコンピュータプログラミングを学習するようにお勧めします

おあつらえ向きに、マイクロソフトがプログラミング環境のVisual Studio 2005 Express Editionを無償提供し始めました。こちらのホームページからダウンロードできます。


Visual Studioは、Visual BasicやVisual C++などのプログラミングを直感的に行えるようにするシステムです。これを使ってWindowsのプログラムを作成し、その動作をチェックする事も割と簡単に行えるようになります。

もう一つありがたいのは、初心者の取っつきやすいプログラミング学習の教材も提供されている事です。
プログラミングチャレンジスクエアでは、プログラミングの学習コースが提供されています。
また、プログラミング☆簡単レシピでは、ある程度使えそうなプログラミングの例が紹介されています。

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# by tosakam | 2006-01-18 23:02 | 解析

テーマ設定

研究を行うにあたり、何を目指して研究するかというテーマ設定は重要な問題です。
でも、この点に関しては各人の嗜好もありますし、個人の歴史やその時々の環境もあるから、一概にどうしたらいいということは言えないと思います。

ということで、あくまで私の個人的考え方で、どういう方針でテーマ設定するか、述べておこうと思います。

①トラディショナル路線
 特に学位を目指してある程度勉強すると、自分の分野で数十年来の課題となっているテーマが何となく分かってきます。例えば私は高分子の結晶が専門ですけど、溶融物や溶液から高分子の結晶が出来るプロセスについて、何十年も前から議論されていて「ある程度の合意は出来ているけど、決定的な証拠はない」ような状況です。
 こうした古いけど解決されていないテーマについて、新しい技術や理論に基づいて迫ろうというのが、トラディショナル路線です。

 この路線でテーマ設定すると、過去の沢山の研究を振り返る事になりますから、色々と勉強になります。しかしながら、難しい課題だけが残っているわけですから、新しい技術を取り入れる予算獲得が必要です。過去の実績がないと予算獲得が困難で、研究の維持自体が難しくなるかもしれません。

②流行路線
 割と新しくて、その時代に流行しているテーマって、ありますよね。今はまだナノテクが流行っていますし、それ以前には超伝導とか、常温核融合とか、色々とありました。この様に流行のテーマについて研究していこうというのが、流行路線です。

 表向き、流行のキーワードをちりばめて研究計画を立てたり、予算申請をしたり、というのが多いでしょうから、ほとんどの人はこの路線では?でも、本当はトラディショナル路線で、研究費獲得のため表向きは流行路線で予算申請している人も多いのではないでしょうか?


③革新路線

 まさしく、新規な研究をする場合ですね。なかなかこういう機会には巡り会えません。こういう研究をするのはとても面白いのですが、下手をすると関連する他の研究例が見あたらないので、細かい研究方針も定まらずばくち打ちみたいな事になってしまいます。

実際の研究がどの様に進められるかは、個人のスキルですから、上に挙げたどの路線が良いか、何とも言えません。重要なのは、予算申請の時に自分のテーマがどういうところに分類されるか、自分で把握しておく事でしょうね。そのうえで、それなりに評価してくれる人がいるところに審査が回されるよう、考えて申請するべきでしょう。

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# by tosakam | 2005-12-07 23:45 | 実験

MSDS

私の研究分野では化学薬品を頻繁に使用します。
最近は、環境への配慮や実験者の安全確保のため、用いる試薬について毒性などの情報を詳しく知ることが求められるようになってきました。

その時に役立つのがMSDSのデータベースです。
MSDSとは、Material Safety Data Sheetの事です。化学物質等安全データシートとも言います。名称・製造企業名・化学物質の性状・取り扱い法・危険性や有害性の種類・安全対策・緊急時の対策などが書かれています。

以下、主立ったMSDSデータベースをご紹介します。

日本試薬協会MSDS検索:試薬の製造会社別にMSDSを検索する事が出来ます。

日本化学工業協会 化学製品情報データベース:製品別、物質別に検索できます。会社を指定しないで済むので、自分で合成した試薬の安全性などを調べるのに使えるかもしれません。もちろん、登録されていない試薬のデータは出てきません。

石油化学工業協会 製品安全データシート:50種弱のメジャーな石油製品についての安全性データがあります。ありがちな石油製品について、手っ取り早く探すには良いかもしれません。

siyaku.com MSDS:こちらも会社指定なしに、物質名でMSDSを調べる事が出来ます。ただし、試薬購入用のデータベースが基本になっているので、試薬名が見つかってもMSDSの無い場合もあります。

その他、MSDSについては環境gooで解説されていますから、参考にしてください。

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# by tosakam | 2005-11-17 21:57 | 実験

英辞朗+PDIC

既にかなり有名ですが「英辞朗」という英語辞書データがあります。
EDPというグループがボランティアで作り始めたもので、市販の辞書などと比べて驚くほど(131万語)の見出し語を持つ、ものすごいデータです。

「英辞朗」自体は単なるデータで、こちらのホームページからダウンロードできます。

英辞朗を使うためには、別途検索ソフトが必要です。今のところ相性が良いのはPDICというソフトで、TaNさんのホームページからダウンロードする事が出来ます。シェアウエアです。

どちらも(辞書としてはかなり安いながら)有料での使用となります。別々にダウンロードして送金するのが面倒な方は、書店で両方はいったCD-ROMを購入する事が出来ます。

どの位英辞朗がすごいかは、CD-ROM版を発行しているアルクのホームページで英辞朗のオンライン無料検索をすれば分かると思います。

なお、無料のオンライン版は訳語しか出てきませんが、本来の英辞朗データには例文や発音記号も入っていますから、有料版を購入する価値は十分にあります。

唯一残念なのは、数えられる名詞と数えられない名詞の区別がデータに入っていない事でしょう。最も、私の持っているデータは二年ほど前の古いバージョンですから、最新版では違っているかもしれません。

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# by tosakam | 2005-10-05 22:51 | 論文作成

学会発表を活用する

論文を書く前に、同じような内容を学会で発表しておくと、作業が楽になります。

①ストーリーの事前構成

口頭発表の場合は時間が限られていますから、大切な内容に絞って筋道を構成します。この筋道を論文を書く時にそのまま使えば良いのです。
もちろん言い足りなかった部分は付け加えても良いのですが、論文は短いほどよいので、出来る限り控えましょう。
むしろ観客の反応や質問の内容が、論文とする際に捕捉すべき点として参考になります。

ポスター発表の場合も、長々と自分の言いたい事を話していると、聴衆に飽きられます。やはり端的に話しをすべきです。この場合は同じような内容を何度も繰り返し話すうちに、だんだんと的を絞った話が出来るようになります(もちろん、そう言う意識を持っていればですが)。最終的に落ち着いた話し方をちゃんと覚えておいて、論文を構成する際に活用しましょう。

②図や表の作成
プレゼンテーションに使った図や表は、そのまま、あるいは若干の修正を加えるだけで論文の原稿に使えます。また、その様に作っておくべきです。

最近はパソコンを持ち込んで液晶プロジェクターによるカラー画像や動画のプレゼンテーションが当たり前になってきました。しかし、最終的には白黒の静止した図表として投稿する事を意識しましょう。
コンピュータのカラー出力像は、白黒にしても判別可能となるようにカラースケールを選ぶか、予め論文用に白黒像も作っておきましょう。
グラフも色だけで判別するような出力は避け、色と同時に線種・点種・塗りつぶしパターンも変えておきましょう。

写真の場合、写っている物の大きさを表現するために「倍率」を書いても無意味です。必ずスケールバーを入れるようにしてください。

③情報収集
発表後の雑談などで、引用すべき文献の存在を教えてもらえる事がよくあります。
また、類似したテーマの発表が固まるようにプログラム編成されているはずですから、それら他の発表を聞いておけば研究動向がつかめて、イントロダクションを書く時の参考にもなります。
人の発表で引用されていた文献も要チェックですし、逆に、過去の自分の論文は積極的に書誌情報を表示しておきましょう。うまくいけば引用してもらえるかもしれません。

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# by tosakam | 2005-09-15 13:10 | 論文作成

論文作成の参考書

先日、研究の進め方や論文の作成についての教科書を紹介して欲しいとコメントを頂きました。

「教科書」と言う範疇ではありませんが、「これから論文を書く若者のために」という本は私自身も大変参考にさせてもらいました。この本を読めば、私のブログで論文作成について書いている事を読み直す必要はほとんど無いでしょう(汗)。

もう少し軽めの本で、「若い研究者のための上手なプレゼンテーションのコツ」も良いと思います。口頭発表や論文作成、その際の英語表現などについて端的にまとめられています。ただし、初版は10年以上前に書かれているので、パソコンを使ったプレゼンテーションの方法についてはかなり時代遅れになっています。

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# by tosakam | 2005-09-07 10:15 | 論文作成

数学公式集

意外と皆さんが(特に大学院生の方が)知らないようなので、紹介しておきます。

岩波とか、共立とかの学術出版社から、数学公式集なるものが発売されています。
その名の通り、中学や高校で習うものから、大学教養部レベルまでの数学公式が集約されています。三角関数の加法定理とか、各種特殊関数の微分や不定積分など、見つける事が出来ます。

大学受験の頃までは必死に覚えた数学公式も、大学に入ったとたんに忘れてしまうものです。習った当時の教科書を引っ張り出さなくても、これ一冊で大丈夫です。

公式集で調べるなど邪道だと思われるかもしれませんが、数式を変形するのが面倒だし忘れてしまったと、放りだしてしまうよりは遙かにましです。

脳の老化を防ぐため、一年に一度は数学公式集を睨みながらややこしい数式の取り扱いにチャレンジするというのは、いかがでしょうか?

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# by tosakam | 2005-07-07 21:56 | 解析

論文書き開始

いよいよ論文を書き始めるとしましょう。

私の場合、最近は予め構想をまとめておいて、いきなりイントロダクションから書き始める様になってきました。そのあとで、実験、結果と考察、そして結論を書くという事になります。

しかし、このブログを読んで役に立てようという人は、大抵、論文を書いた経験が少ないはずです。いきなりイントロダクションを書くというのは難しいと思います。

先ずは実験と結果から書き始めるのが、お勧めのパターンです。特に、自然科学系の論文は英語で書く場合が多いのですが、日本人にはかなりハードルの高い仕事です。何を書くべきかで悩みながらさらに英語と格闘するのでは、筆が進むはずありません。書こうと思って机に向かったまま泊まってしまう状況になる事でしょう。そうならない様、実験項など書くべき事がハッキリしている項目から書き始めて、先ずは執筆のリズムをつかみましょう。

イントロダクションを書くというのは、実に大変な作業です。少なくともその事は認識しておくべきだと思います。

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# by tosakam | 2005-06-23 23:13 | 論文作成